大統領選挙年の韓国政治

日亜協会 第131回例会のご案内


今年後半から来年にかけて、北東アジアでは今後の政治動向に大きな影響を及ぼす選挙が行われる。12月に行われる大統領選挙に向けて韓国の政党は既に走り出し、政党の再編や有力候補の競合・連携・対立がめまぐるしく展開されている。二代続いた親北左派政権が今後も継続するのか、野党の保守派が挽回するのかは、日本の内政・外交にも大きなかかわりを持っている。隣国で今何が起きているのか、この機会に理解を深めたい。講師は、我が国を代表する近現代朝鮮政治の研究者である。                    


日時 平成19年10月5日(金)18:20〜20:30(18時開場)

会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル 5階第3研修室)

電話06−6345−5000   FAX 06-6345-5019

会費:千円    二次会(侃々諤々の交流会)は、同ビル二階北西隅「北大会館」


講師:木村 幹 神戸大学大学院教授 

演題: 大統領選挙年の韓国政治


<講師紹介>

1966年大阪府生まれ。京都大学法学部、同大学院法学研究科修士課程終了。博士(法学)。愛媛大学法文学部助手、講師、神戸大学大学院国際協力研究科助教授を経て、2005年より同教授。その間に、韓国国際交流財団研究フェロー、ハーヴァード大学フェアバンク東アジア研究センター客員研究員、高麗大学校亜細亜問題研究所客員研究員、世宗研究所伽尹研究員を歴任。2001年、『朝鮮/韓国ナショナリズムと「小国」意識』にて、アジア・太平洋賞特別賞、2003年、『韓国における「権威主義的」体制の成立』にて、サントリー学芸賞受賞。第一次日韓歴史共同研究委員会研究協力者、現在、第二次日韓歴史共同研究委員会委員を務める。

131回例会レジュメ