次回例会案内


   日亜協会 第341回 例会 ご案内


 「日本人ファースト」のかけ声とともに外国人移民問題がクローズアップされている。約30年に及ぶ経済停滞を受けて、人件費の抑制を迫られた企業は安い労働力として海外からの移民を受け入れてきた。しかし、移民受け入れの歴史が浅い日本は急速な多民族社会化に苦慮し、様々な問題を抱えつつある。

 本講演では1960年代のマレーシア連邦成立の政治動向を事例として取り上げ、民族別の人口比率が同国の社会や政治に与えた影響について論じる。そのうえで、多民族化する日本の未来について考えてみたい。


日時:令和8年2月9日(月)

   18:00〜20:00(17:50開場)


会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル)5階第7研修室


 会費:千円 (非会員二千円),学生200円

 二次会:2階北西隅「北大会館」 懇親交流会 千円(非会員も同じ)


演題:「外国人移民と国家−シンガポールの分離独立にみる民族別人口比が政治に与える影響について」


講師:竹野富之(鈴鹿大学国際地域学部助教)


講師プロフィール

 昭和47年東京生まれ、専攻は文化人類学。南山大学文学部人類学科卒業、南山大学大学院文学研究科文化人類学専攻博士後期課程修了(文学博士)。名城大学理工学部非常勤講師、愛知県立芸術大学非常勤講師などを経て、現在は鈴鹿大学国際地域学部助教。

 最近の論文に「マレーシアにおける「ナショナリズムなき国民統合」の脆弱性に関する一考察 〜1969年人種暴動事件にみる民族間の利害調整の限界とマレー・ナショナリズム〜」(2025年)や「マレー・ナショナリズムとフェミニズム ―英領マラヤ時代から現在に至るまでのマレー系女性ムスリムの人権をめぐる政治動向に焦点をあてて―」(2024年)(ともに『鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部紀要 人文科学・社会科学編』に掲載)がある。