日亜協会 第338回 例会 ご案内
「終戦80年」ということで、大東亜戦争(太平洋戦争)の特別行事やメディア企画が多数組まれた令和7年。大勢としては相変わらずの「東京裁判史観」だが、国外でも「日本がアジアを守ろうとした」足跡を伝えようとする貴重な動きがある。安倍晋三元内閣総理大臣の銅像がいちはやく建立された紅毛港保安堂では、実は大日本帝国海軍の艦艇の慰霊が今も行われている…など。近代史研究の傍ら全国の慰霊顕彰の現場へ足を運ぶ講師が、一般歴史書やメディアが伝えないもうひとつの大東亜戦争を解き起こす。
日時:令和7年11月27日(木)
18:00〜20:00(17:50開場)
会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル)5階第8研修室
会費:千円 (非会員二千円),学生200円
二次会:2階北西隅「北大会館」 懇親交流会 千円(非会員も同じ)
演題:「台湾が伝える大東亜戦争」
講師:久野 潤(日本経済大学准教授)
<講師プロフィール>
昭和55年大阪府生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業、京都大学大学院法学研究料国際公共政策専攻修了。近代政治外交史研究の傍ら、全国で戦争経験者取材や神社/史蹟調査を行う。産経新聞「正論」欄執筆メンバー。
単著に『帝国海軍と艦内神社』『帝国海軍の航跡』など、共著に『決定版 日本書紀入門』『日米開戦の真因と誤算』『神話でも戦争美化でもない國神社』など。