中国の脅威にいかに立ち向かうか


   日亜協会 第303回 例会 ご案内


  現在の中国の脅威の概要を、特に日中の経済依存関係の実態から説き起こし、それを根本的に改めていくには、明治維新時に福沢諭吉や渋沢栄一らによって提起され、日本の産業復興と国家独立の精神として機能した「士魂商才」の精神に立ち返ることを、著名な近江商人系企業の事例を取り上げて解説する。


日時:令和4年12月16日(金)18時開場 18:20〜20:30(講演と質疑)


会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル)5階 第4研修室


会費:千円 (非会員二千円),学生200円


演 題: 中国の脅威にいかに立ち向かうか

    ―「士魂商才」の精神に学ぶー


講 師:筒井 正夫 先生 滋賀大学名誉教授

〈講師プロフィール〉

 1955年横浜市生まれ。1985年一橋大学大学院博士課程修了。2020年3月滋賀大学経済学部教授にて退官。同大学名誉教授、経済学博士(一橋大学)。専門は日本社会経済史、近江商人経営史、都市史・農村史、茶道等日本文化研究。滋賀県・静岡県等で多くの自治体史編纂に従事。歴史的建造物や文化財を活かしたまち作り、戦後の自虐史観を排した真の歴史像を伝える活動を展開している。

 著作多数。『巨大企業と地域社会』日本経済評論社、『近江骨董紀行』『近代日本都市史研究』『近江日野商人の研究』新評論。「社会主義・共産主義的世界観の批判的検討」『彦根論議』2018〜19.