太平洋問題調査会(IPR)と「戦争への道」


   日亜協会 第302回 例会 ご案内


  第一次世界大戦後に発足し、環太平洋規模で民間による研究討議・相互交流を国際的に行ったとされる太平洋問題調査会(IPR)だが、近年の研究により、関係知識人たちの違う側面が明らかになってきている。

  これは、昭和の戦争を「日本の侵略」と単純に片づけられない問題と深く関わるものでもある。我が国の学界の動向を踏まえ、日本IPR創設者である渋沢栄一の大河ドラマでも触れられない実相に迫る。


日時:令和4年11月5日(土)18時開場 18:20〜20:30(講演と質疑)


会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル)5階 第4研修室


会費:千円 (非会員二千円),学生200円


演 題: 太平洋問題調査会(IPR)と「戦争への道」


講 師:久野 潤 先生  (日本経済大学准教授)

〈講師プロフィール〉

 昭和55年大阪府生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業、京都大学大学院法学研究科国際公共政策専攻修了。大阪国際大学・皇學館大學・名城大学・大阪観光大学各講師を経て、現在は日本経済大学准教授。専門は近代政治外交史や顕彰史。

【著作】

 『帝国海軍と艦内神社』(祥伝社)『帝国海軍の航跡』(青林堂)

 『決定版 日本書紀入門』(竹田恒泰との共著、ビジネス社)など。