近代日本の典憲体制


日亜協会 第253回例会 ご案内


 典憲体制とは皇室典範と憲法は同等の相互不干渉の法体系であることを指します.ところが,戦後の皇室典範は憲法の下位におかれ,皇室・皇族のあり方が歪めれています.これが戦後の皇室論を歪め,皇室の不安定化につながっています.とは言え,事態は急を要します.従って,今回はそのような経緯と併せて,現皇室典範における(皇室皇族安定化のための,考えに考え抜かれた)緊急の解決策も提示して戴きます.これは今後時局とは無関係に,黒田氏を中心としたグループで広範に理解を広めていこうとしているものですので,是非ともお聞き下さい.


日時:平成29年11月13日(月) 18時開場 18:20〜20:30(講演と質疑)


会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル)5階 第4研修室


会費:千円 (非会員二千円),学生200円

 二次会:2階北西隅「北大(ほくだい)会館」 酒・軽食の出る懇親交流会 千円(非会員も同じ)


演題:近代日本の典憲体制


    〜 国体論から導かれる皇位


講師: 黒 田 秀 高 氏 (伏見稲荷大社正禰宜)


講師プロフィール

 昭和22年東京生まれ.昭和49年國學院大学文学部史学科卒業,昭和50年同大学神道学専攻科修了.同年伏見稲荷大社に奉職,現在に至る.専門は日本思想史.『日本及び日本人』に「日本浪漫派の経緯」(未完),『動向』に「時局偶感」を連載の他,『諸君!』『小日本』『ゼンボウ』『月曜評論』『國民新聞』『日本』『輿論』『不二』『月刊日本』『伝統と革新』等で幅広く言論を展開.共著に『新世紀の靖国神社』『歌集国風』『歌集長城』がある.現在,維新政党新風副代表・政策委員長,靖国応援団幹事,沖縄集団自決冤罪訴訟を支援する会副代表,英霊を被告席に座らせることを許さない国民の会主計局長,憲法一条の会顧問など役職多数.