中國現代史を問ひ直す

日亜協会  第179回例会  ご案内


  「中国現代史を問い直す」という講話は、9月例会でその展開過程を圧縮して学ぶ予定であったが、これからの日本にとって中国の本質を理解することがいかに重要であるかを勘案して、予定講話を二分し、9月例会においては「国民国家形成圧力と中華帝国の反応」を、10月例会ではそれを引き継いで下記の内容で理解を深めることとした。

  この連続講話によって中国理解のレベルが一段と深まることを期待している。


日時:平成23年10月31日(月)18:20〜20:30(18時開場)

会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル)  5階  第5研修室

      電話06−6345−5000      FAX 06-6345-5019

会費:千円(非会員二千円)  二次会・懇親交流会(千円)は2階北西隅「北大(ほくだい)会館」

講  師  伊原吉之助  帝塚山大学名誉教授    本会会長 

演  題  中國現代史を問ひ直す (二部構成)

                第二部:共産化壓力と中華帝國の共産化


<講師プロフィール>

  昭和5年堺市生まれ。昭和34年神戸大学大学院経済学研究科・博士課程修了。専攻、社会思想史。その後、龍谷大学経済学部講師、帝塚山大学助教授を経て教授。平成12年定年退職と共に名誉教授。この間、台湾国立政治大学国際研究所に留学して中国の歴史的研究を始め、在香港日本総領事館の特別研究員として赴任以降、中国・香港・台湾の現状分析に本格的に手を染める。とくに台湾の内政や台湾を巡る国際関係に深い関心を持ち、最近はより広く文明史の観点から世界史を見直し、東アジア情勢の変動を広い観点から見直している。このところ毎年台湾の大学に招かれ、集中講義を担当してきた。

  産経新聞「正論」の執筆者。平成22年度より日亜協会会長に就任。最近NHKテレビ・ドキュメンタリー番組「江青」にコメンテーターとして出演。的確な評言が印象的。