何を狙う北朝鮮:テポドン、激やせ、後継者 ――日本はどうする?

日亜協会 第151回例会 ご案内


  金正日独裁末期の北朝鮮問題を、内部資料の解読を通じて明らかにする!


日時:平成21年6月8日(月)18:20〜20:30(18時開場)

会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル 5階第4研修室

  電話06−6345−5000   FAX 06-6345-5019

会費:千円(非会員二千円) 二次会(侃々諤々(かんかんがくがく)の交流会)は二階北西隅「北大(ほくだい)会館」


講師:萩原 遼 朝鮮問題研究家  元「赤旗」平壌特派員

演題:何を狙う北朝鮮:テポドン、激やせ、後継者 ――日本はどうする?


<講師紹介>

  昭和12年高知県生まれ。大阪外大朝鮮語科卒業。昭和46年から20年間共産党機関紙「赤旗」の記者。47年から翌年にかけては「赤旗」の平壌特派員として北朝鮮に滞在するという希有の体験を有する。55年からフリーランスになり、約3年をかけてワシントンの国立公文書館に秘蔵されている北朝鮮関係の米軍奪取文書160万頁を読破し、『朝鮮戦争―金日成とマッカーサーの陰謀』『ソウルと平壌』(いずれも文春文庫)『北朝鮮に消えた友と私の物語』(文藝春秋、大宅壮一ノンフィクション賞受賞)の朝鮮半島三部作を完成。その後再びワシントンに4年半滞在し、金日成の急死は金正日による謀殺であったことを明らかにした『金正日 隠された戦争』(文藝春秋)を刊行、同時に90年代後半に北朝鮮で発生した大量餓死は、金正日が北部の反政府勢力を食糧配給の停止によって大量殺人に追い込んだものであることを立証し、大いに国際的反響を呼んだ。

  北朝鮮に移住した在日朝鮮人が悲惨な生活と恐怖のなかで苦しんでいることを知ってこれを見捨てておけず、90年代半ば以降 「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を創立、現在その名誉代表を務める傍ら、会報及び理論雑誌の編集長として健筆を振るい、世論の啓蒙に奮闘中。

  「ゆきゆきて 倒れ伏すとも 萩の原」(曽良)→ 萩原 遼