東アジアの少子化とその課題

日亜協会 第125回例会のご案内


 我が国で今なお進行中の少子化問題は、年金制度をはじめさまざまな社会・経済問題に対する懸念を生み出していることは、周知の通りである。ところが同じ問題は台湾でも、韓国でも起きている。韓国は家族の絆を重視する儒教の影響がもっとも強い国と考えられてきたが、その韓国でも特殊合計出生率(女性が生涯に産む子供の割合)は急速に低下し、今や日本よりも低くなっている。

 中国は国策としての一人っ子政策を、今後も基本的には維持する方針であるから、少子化は日本特有の問題ではなく、北東アジアにおいては共通の社会現象になりつつあると言って良いだろう。この新事態はこの地域の将来にどのような課題を突きつけているのか。

立ち止まって考えてみたい。


日時:平成19年3月13日(火)18:20?20:30(18時開場)

会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル 5階第4研修室)

電話06?6345?5000   FAX 06-6345-5019

会費:千円    二次会(侃々諤々の交流会)は、同ビル二階北西隅「北大会館」

講師:伊藤正一 関西学院大学経済学部教授  日亜協会理事

演題:東アジアの少子化とその課題


<会員各位>

* 本会は新世紀におけるアジアと日本の関わり方を考える前提として、平成八年に大阪で立ち上げ、月例会に専門家を招いて、アジア問題についての正確な認識を深めようとしている一般市民自由参加の民間団体です。入会希望者は、案内表記の事務局へ連絡下さるか、例会に直接おいで下さい。会の目的や役員、これまでの例会内容やコラムなどについては、表記のホームページをご覧下さい。ホームページは今後も充実させます。

* 本会の会計年度は5月から翌年4月までです。平成18年度分の会費未納の方は、早期の会費納入によろしくご協力下さい。年度内(4月まで)に新入会の方は、今年度の個人会費(年間五千円)を免除します。