日亜協会 第２２０回例会 ご案内
インド亜大陸の山国で 今何が起きているのか
我々は今世界のあらゆる情報が簡単に入手できる環境で生きていると考えているが、マスコミが毎日休むことなく提供している国際情報にも様々な偏りがある。インド亜大陸関係はその一つ。最近ようやく大国インドについては改善が見られるが、政治的･経済的に重要でない周辺諸国は、無視されるか、ある偏った観点からしか扱われないことが多い。ここでは2つの国を取り上げる。
日時：平成２７年２月５日（木）１８：２０〜２０：３０（１８時開場）
会場：大阪市立総合学習センター（大阪駅前第２ビル） ５階 第４研修室
会費：千円（非会員二千円） 二次会・懇親交流会（千円）は２階北西隅「北大（ほくだい）会館」
演題：ネパールの憲法制定とブータンの民主化
講師：戸澤健次 愛媛大学教授
＜講師プロフィール＞
1974年（昭和49年）京都大学法学部卒業。大学院で政治思想史専攻。78年愛媛大学助手。講師、助教授を経て88年に教授。イギリス保守主義の研究からアメリカ研究、そしてアジアとの協和を実現するためにインドを中心とした亜大陸情勢に早くから関心を持つ。南アジア学会会員、日印友好協会事務局長。最近は毎年フィールドワークの学生を引率してインド、ネパールやブータンに足を運んで現地大学との交流を行い、変動しつつある現地情勢に詳しい。著書(共著)に 『保守主義とは何か』ナカニシヤ出版、『イギリス現代政治史』ミネルヴァ書房、『アメリカがわかるアメリカ文化の構図』松柏社、『サッチャーの遺産』『現代社会の諸相』晃洋書房、『インド世界を読む』創成社 その他。