台湾の現状を知り日台関係のあり方を考える


日亜協会 第213回例会 ご案内


台湾は日清戦争のあと締結された下関条約で日本に割譲され、その後半世紀にわたり日本帝国の一部となった。植民地統治が左翼史観の論者が言うように帝国主義国家の犯した悪であるとするならば、朝鮮よりも長く日本統治下におかれた台湾人の対日怨念が深くなければならないはずであるが、さて現実はどうなのか。残念ながら日本メディアの国際報道は、韓国・北朝鮮と比べて、台湾報道は質量共に遙かに劣っていると思われる。何故なのか。今回は中華民国台湾の総領事から、直接台湾の政治・経済・外交などについて伺い、日台関係のあり方を考え直すきっかけとしたい。


日時:平成26年7月29日(火)18:20〜20:30(18時開場)


会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル) 5階 第4研修室

会費:千円(非会員二千円) 二次会・懇親交流会(千円)は2階北西隅「北大(ほくだい)会館」


演題:台湾の近況と台日関係


講師:蔡 明耀 台北経済文化大阪事務所長(総領事)


講師プロフィール

 1953年 台湾新竹生まれ。淡江大学東方語文学科卒業。78年行政院、80年外交部(外務省)入省。84〜93年 中華民国大使館を経て本省勤務。93年以降2000年 亜東関係協会横浜辨事処部長 駐フィリピン代表処副部長 中琉文教協会駐沖縄代表 を経て外交部勤務。その後2009年まで、台北駐日経済文化代表処僑務参事官(僑務部長・業務部長)を経て、外務部において日本事務会副・正執行長 亜東関係協会副・正秘書長など、対日関係の重職を歴任ののち、2009年から4年間 在スワジランド中華民国全権大使として赴任。2013年9月から現職。