プーチン訪日は北方領土解決の突破口?―対ロ交渉の要諦


日亜協会 第211回例会 ご案内


 世紀末にソ連が崩壊し新ロシアが誕生したとき、北方領土問題解決の願ってもないチャンスが到来したと思われたが、日本外交はその好機を逸した。ウクライナを巡って欧米との厳しい対立をもいとわないように見えるプーチンは、果たしてロシアに残った最後の領土問題解決を、訪日によって一気に進めようとしているのであろうか?


日時:平成26年5月29日(木)18:20〜20:30(18時開場)


会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル) 5階 第5研修室

会費:千円(非会員二千円) 二次会・懇親交流会(千円)は2階北西隅「ほくだい北大会館」


演題:プーチン訪日は北方領土解決の突破口?―対ロ交渉の要諦


講師:木村 汎 北海道大學名誉教授


講師プロフィール

  昭和11年京城(現ソウル)生まれ 京都大学法学部卒業 コロンビア大学大学院留学、PhD取得 45年 北海道大学法学部助教授 52年 北海道大学法学部教授 53年(1978) 北海道大学スラブ研究センター教授 国際日本文化研究センター教授 14年 拓殖大学海外事情研究所教授 19年 客員教授 その間に、北海道大学スラブ研究センター長(2回)、ソ連日本大使館出向(2年間)、ジョージ・ワシントン大学、スタンフォード大学、コロンビア大学ハリマン研究所客員教授、国際・ロシア東欧学会(ICCEES)の日本代表(25年間) 現在  北海道大学名誉教授 国際日本文化研究センター名誉教授 総合研究大学院大学名誉教授 拓殖大学客員教授主要編著書  「日露国境交渉史―領土問題にいかに取り組むか」(中央公論社)「もっと知りたいロシア」(弘文堂)「ボリス・エリツィン―ロ政治家の軌跡」(丸善ライブラリー) 「国際交渉学」[編](勁草書房)など。